【注意】筋トレしながら聞いている音楽それって大丈夫?

【注意】筋トレしながら聞いている音楽それって大丈夫?

[chat face=”haraheri1-1.png” name=”ナヤミさん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]筋トレのやる気が起きる音楽が知りたい

音楽聞きながら筋トレすれば、集中できるし効果が上がりそう[/chat]

このように思うかもしれませんが、実はそうでもないのです。

結論として音楽を聞くことにより、筋肥大に関係のあるテストステロンに影響を与えてしまうことがわかりました。

ただし、増えると筋肉を分解してしまうコルチゾールは減らしてくれます。

筋トレと音楽には深い関係がありそうです。

今回、筋トレと音楽について掘り下げていこうと思います。

この記事を読むことで、筋トレ時に音楽を聞いていいのか?どんな影響を与えるのか?などの音楽との関係がわかります。

テストステロンは筋肥大に欠かせない大事なホルモン

テストステロンと聞くとスポーツ選手のドーピングのなどをイメージしてしまうかもしれませんが、人の身体に自然に存在するステロイドホルモンの1つです。

そして、テストステロンは筋肥大に深く関係するホルモンになります

  • 筋肉を合成してくれる
  • 筋肉の分解を抑制する
  • 脂肪細胞が増えるのを阻止する
  • 筋繊維を太くする作用のある筋サテライト細胞の活性化

男性では20代をピークに加齢とともに減少していきます。

テストステロンが不足していると、いくら筋トレしても効果が出ないなんてこともありえます。

テストステロンは筋肥大に欠かせないホルモンなのです。

https://kintoremuscle.com/%e3%80%90%e5%8d%b1%e9%99%ba%e3%80%91%e7%ad%8b%e3%83%88%e3%83%ac%e3%81%ae%e6%8c%87%e6%a8%99%e3%82%92%e7%ad%8b%e8%82%89%e7%97%9b%e3%81%ab%e3%81%97%e3%81%a6%e3%81%af%e3%81%84%e3%81%91%e3%81%aa%e3%81%84/

音楽を聞くとテストステロンに影響が出る

testosterone

奈良教育大学で行われた研究では、音楽を聞くことにより男性ホルモンであるテストステロンに影響が出ることがわかりました。

研究の内容

年齢19~25歳(平均年齢21歳)の大学生70人(男性35人、女性35人)を対象に行われた研究です。

男女に分かれて①~⑤の音楽(⑥は何も聞かない)を30分間隔(30分聞く→10分休憩)で聞き、その後唾液7mlをサンプリングし、テストステロンの量を測定しました。

①~⑤の音楽

  1. 被験者が好きな音楽
  2. グレゴリオ聖歌
  3. モーツァルト
  4. ジャズ
  5. ポピュラー音楽
  6. 何も聞かない

Music and testosterone – A new hypothesis for the origin and function of music

Hajime Fukui Nara University of Education, Nara, Takabatake, 630-8528

男性は音楽を聞くとテストステロンが下がる

man testosterone

男性は①~⑤の音楽を聞いた後、テストステロンの量が全て下がっていました。

男性のテストステロンの量が下がるランキング

1位 ①好きな音楽

2位 ⑤ポピュラー音楽

3位 ④ジャズ

4位 ③モーツァルト

5位 ②グレゴリオ聖歌

女性は音楽を聞くとテストステロンが上がる

女性の場合は男性とは逆に①~⑤の音楽を聞いた後 、テストステロンの量が全て上がっていました。

女性のテストステロンの量が上がるランキング

1位 ④ジャズ

2位 ①好きな音楽

3位 ③モーツァルト

4位 ⑤ポピュラー音楽

5位 ②グレゴリオ聖歌

【仮設】集団生活を円滑にするためではないか?

このテストステロンの研究結果を見て、研究者はある仮説を立てました。

男性はテストステロンが増え過ぎると行動的になります。

  • 性的
  • 攻撃的
  • 支配的

このような作用を制御するために、音楽は生まれたのではないか?

女性に関しては元々のテストステロンの量が少ないため、多少増えようがあまり影響を与えないと考えられます。

ジムなどのトレーニング施設で音楽が流れているのは、ジム内での争いを防ぐためかもしれませんね。

集団生活を円滑にし、共同作業をスムーズにする。

社会性を高めるためと考えると、納得できますね。

増えると筋肉を分解してしまうコルチゾール

コルチゾールは副腎の外側である副腎皮質から分泌されるホルモンの1つで、ストレスにより分泌が増えることにより『ストレスホルモン』とも呼ばれています。

コルチゾールの主な働き

  • 糖の代謝
  • 筋肉を分解する
  • 脂肪を分解する
  • 抗炎症作用
  • 免疫抑制

身体に必須なホルモンであり抗炎症作用があることから、ステロイド系の抗炎症薬としても治療に使われます。

ただし、オーバーワークによるストレスでコルチゾールが増え過ぎてしまうと、筋肉を分解してしまうので注意が必要なホルモンです。

音楽を聞くとコルチゾールが低下する

こちらも奈良教育大学で行われた研究で、音楽を聞くことによりコルチゾールが低下することがわかりました。

研究の内容

年齢18~27歳(平均年齢21歳)の大学生88人(男性44人、女性44人)を対象に行われた研究です。

男性11人と女性11人を1組として、4つの条件でそれぞれ割り当てました。

唾液サンプルは実験前と実験後の2回採取し、テストステロンとコルチゾールへの影響を調べました。

  1. 音楽を30分聞く
  2. 視覚的ストレスを伴う音楽を30分間聴く(暴力シーンを含む音のないドキュメンタリー映画)
  3. 視覚の30分間音楽なしのストレス
  4. 30分間の沈黙

The effects of music and visual stress on testosterone and cortisol in men and women

Nara University of Education, Department of Education, Takabatake, Nara City, Nara, 630-8528 Japan. 

やはり音楽はテストステロンに影響を与える

この実験においても音楽はテストステロンに影響を与えました。

男性では音楽を聞くとテストステロンの量を減らし、女性では逆に音楽を聞くとテストステロンの量が増えました。

②~④の実験では男性女性ともにテストステロンは上がりました。

音楽を聞くことでコルチゾールは性差なく下がる

コルチゾールに関しては性差なく男性女性ともに音楽を聞くことで下がり、②~④の実験ではコルチゾールは上がることがわかりました。

男性は音楽聞きながらの筋トレはおすすめできない

2つの研究結果から、男性は音楽を聞きながら筋トレすることはおすすめできません。

  • Music and testosterone – A new hypothesis for the origin and function of music(音楽とテストステロン-音楽の起源と機能の新しい仮説)
  • The effects of music and visual stress on testosterone and cortisol in men and women(男性と女性のテストステロンとコルチゾールに対する音楽と視覚的ストレスの影響)

理由として、筋肉を分解してしまうコルチゾールの量は減らしてくれるものの、筋肥大に欠かせないテストステロンの量まで減らしてしまうからです。

筋肉は分解されないけど、筋肥大もできないでは意味がないですからね。

逆に女性については音楽を聞いて筋トレすることをおすすめします。

筋肉がなくなるのを防ぐし、筋肉の発育にもいいなんて、こんないいことはないですからね。

まとめ

これまでをまとめましょう。

テストステロンは筋肥大には欠かせいホルモン

  • 筋肉を合成してくれる
  • 筋肉の分解を抑制する
  • 脂肪細胞が増えるのを阻止する
  • 筋繊維を太くする作用のある筋サテライト細胞の活性化

音楽を聞きながらの筋トレはテストステロンに影響を与える

  • 性差があり、男性はテストステロンを減らし、女性はテストステロンを増やす効果がある

【仮設】集団生活を円滑にするためのではないか?

コルチゾールは代謝強める、ストレスホルモン

  • 糖の代謝
  • 筋肉を分解する
  • 脂肪を分解する
  • 抗炎症作用
  • 免疫抑制

音楽はストレスを減らす効果がある

普段、何気なく音楽聞きながら筋トレを当たり前のようにやってる、もしくはやったことあると思います。

まさか筋肥大に大きく関わるテストステロンを減らすなんて、思いもしませんよね。

こんな研究結果が出ている以上、男性は音楽聞きながら筋トレをするべきではないですね。

ただし、女性に関してはいい効果ばかりなので、是非とも音楽聞きながら筋トレを行ってください。

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