[chat face=”nayami1.png” name=”ナヤミくん” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]筋トレをしなきゃと思うんだけど、いざとなったらやる気が起きない…
腰が重いんだよね。[/chat]
このような悩みに答えます。
結論として、それは自分がどうなりたいかが明確にできてないため、モチベーションが下がり行動に移すことができないのです。
『筋トレをしなきゃ』と思うことはとてもいいことです。
そう思えたのなら、そこから具体的にしていくことが必要になります。
今回、目的を具体的にする『SMARTの法則』について説明していきたいと思います。
この記事を読むことで、思ったことをすぐに行動に移せるようになります。
漠然とした考えだと続かない

ただ『筋肉をつけたいから』などと、漠然とした考えだと筋トレを続けるのは難しいです。
『目標』がしっかり定まっていない以上、自分がどうなりたいかのイメージが湧かないからです。
- 具体的にどんな身体になりたいのか?
- 体重や体脂肪率をどこまで持っていきたいのか?
- いつまでに達成したいのか?
- それは本当にやりたいと思えることなのか?
など、明確にしていくことで現実味が出てきて、モチベーションへと繋がります。
そして、さらに細かくスケジュールしていき、大きい目標を1ヶ月・1週間・1日区切りの小さい目標として達成しやすくすることが大切になります。
ただ漠然とした目標を立てるのは、ゴールの見えない道を永遠と進むようなものなので、続けるのは難しくなります。
『SMARTの法則』を使う

『SMARTの法則』を使うことで、モチベーションを保つことができます。
なぜなら、目標達成を現実的にさせる5つの成功因子で構成され、法則が発表されてから39年経つ今でも多くのビジネスマンに活用されているからです。
『SMARTの法則』とは、ジョージ・T・ドラン(George T Doran)氏が1981年に発表した目標設定法です。
『SMARTの法則』
S:Specific = 具体的な
M:Measurable = 測定可能な
A:Assignable = 割り当て設定
R:Realistic = 現実的な
T:Time-bound = 時間(期限)を定めた
この法則を使うことで現実味を身近に感じられて、モチベーションを保つことができるのです。
事項から詳しく見ていきましょう。
S:Specific = 具体的な 目標をちゃんと定める
具体的に考えないことには先が見えてきません。
ゴールの見えないマラソンなんてうんざりしますよね。
『筋トレして筋肉をつけたい』だけでは何していいか見えてこないので、まずはどんな身体になりたいのか思い描きましょう。
自分の体型と似ていて、かつ理想の身体をしている人物がいればわかりやすいですね。
足りないところをすぐに比較でき、どこを鍛えなければいけないかが一目でわかるからです。
まずはどうなりたいのかを考えないことには始まりません。
M:Measurable = 測定可能な 数値を定める
目標を測れるように数値化することが必要です。
目標が測れなければ、『後どれぐらいで達成できるのだろうか?』という疑問が出てきたり、『いつ達成できたのか』などの達成感を得られず、モチベーションが下がってしまうからです。
よく『夏までにムキムキになる』という目標を立てると思いますが、これではどこがゴールか判断できません。
『体重を後5kg落として体脂肪率を12~13%にする』などと、数値を決めることが重要なのです。
わかりやすく目標を数値化することが必要になるのです。
A:Assignable = 割り当て設定 何をするのかを明確に
目標を決める際に、誰が何をするのかを明確にすることが必要です。
※ここでは個人なので『誰が』は省略します。
何をするのかを明確にしなければ、目標を立てようが数値化しようが意味がなくなってしまうからです。
例えば筋トレを週に3回するとしましょう。
月曜日:主に上半身を鍛える
- 肩 → ダンベルショルダー・プレス
- 胸 → ダンベルフライ
- 腕 → 逆手懸垂
水曜日:お腹周りを鍛える
- 腹直筋 → プランク
- 腹斜筋 → サイドプランク
金曜日:下半身を鍛える
- 太もも:スクワット
- 太もも裏:シシースクワット
- ふくらはぎ:カーフレイズ
上記のように何をするかを明確に決めていれば、何をすればいいか悩まなくて済むのでモチベーションの低下を防げます。
することを明確に決めることが必要なのです。
R:Realistic = 現実的な 達成できることを定める
実際に達成できることを定めないと意味がありません。
筋トレを初めたばかりなのに、『バーベル100kg上げる』などできる訳がないからです。
自分の身体と相談して、今何ができるかを把握することが重要です。
そこから、できそうなことを予測して達成できる範囲で計画を組み立てましょう。
最初は軽めでいいので、達成できることを定めないと意味がないです。
T:Time-bound = 時間(期限)を定めた いつまでするか期限を定める
やることに期限を定めることが重要になります。
人はどうしても時間に余裕があると怠けてしまうからです。
よくテスト勉強など、試験が近づかないと進まないなんてことがなかったでしょうか?
同じように人は期限がないと行動に移せないし、目標達成へのモチベーションを保てないのです。
やることを決めたら、いつまでにやるという期限を設ける必要があります。
『SMARTの法則』は時代の流れで修正されている

ドラン氏が提唱した 『SMARTの法則』は、時代の流れとともに意味合いや解釈に対して改良を加えられています。
提唱当初は経営者のための目標設定でしたが、それを個人でも使えるようにしたからです。
A
- A:Achievable = 達成可能な
- A:Assignable = 割り当て可能
- A:Attainable = 達成可能な
- A:Accountable = 説明責任
- A:Agree upon = 同意する
- A:Attractive = 魅力的か
R
- R:Realistic = 現実的な
- R:Relevant = 関連する
- R:Reasonable = 合理的か
- R:Relation = 関係性
- R:Rewording = 言い換える
- R:Result oriented = 結果指向
- R:Result based = 結果に基づいて
T
- T:Time-bound = 時間(期限)を定めた
- T:Time-sensitive = 期限に見合った
ドラン氏が提唱した 『SMARTの法則』が基盤となっていますが、現在では個人に見合った使われ方をしています。
まとめ
これまでをまとめましょう。
漠然と考えても続かない
『SMARTの法則』を使う
- S:Specific = 具体的な
- M:Measurable = 測定可能な
- A:Assignable = 割り当て設定
- R:Realistic = 現実的な
- T:Time-bound = 時間(期限)を定めた
『SMARTの法則』は時代の流れによって修正されている
『身体を鍛えたい』と思っても、ただそう思うだけでは一過性になりすぐにモチベーションが下がってしまいます。
『身体を鍛えたい』と思うことはとてもいいことなので、思ったらすぐに具体的に何をするかを決めましょう。
そこで役に立つのが『SMARTの法則』です。
S:具体的に、M:数字で出して、A:何をするのか明確に、R:実際にやれること、T:期限を決めてやることで、モチベーションの低下を防ぐことができるのです。
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